旅行などの短期滞在ではあまり重要ではありませんが、留学や転勤など、フィリピンに長期で滞在する際に気になるのがフィリピンの文化・フィリピン人の性格です。
異文化に戸惑ったり、思わぬトラブルに巻き込まれたりすることもあります。
また、信頼関係を築くためには文化や習慣を理解することが重要です。
今回は私がフィリピン(セブ島)に3年ほど住んでみて感じたこと、そこから知っておいたほうが良いと思った「フィリピンの文化やフィリピン人の性格」について紹介したいと思います。
◆家族を大切にする
日常生活でも家族の用事は最優先です。お休みや遅刻の理由が家庭の用事であった場合は快く受け入れる文化がありますので、仕事でフィリピン人と関わる方はそのあたりは理解が必要です。
◆女性が活躍する社会
女性管理職の割合がアジアトップというデータも出ています。
日本では産休は出産前の数ヶ月前から取るのが一般的ですが、フィリピンでは出産ギリギリまで働く姿をよく見かけます。
日本では産休は出産前の数ヶ月前から取るのが一般的ですが、フィリピンでは出産ギリギリまで働く姿をよく見かけます。
一方男性は必ず働いているとは限りません。妻に代わって家にいて子育てや家事などをする人も珍しくありません。
フィリピンでは女性男性関係なく、働ける人が働き、働いていない人は親戚を含めて家族の面倒を見る文化があります。
◆信仰が生活に浸透している
国民の85%がキリスト教信者(カソリック)であり、神の教えや助言を重視する人がほとんどです。
週末には、必ず教会に出向き、お祈りを捧げます。また、宗教に関連するイベントや祝日があったりと、生活のいたるところに信仰との深い関わりが見受けられます。
また、クリスマスはキリスト教にとって1年で最も重要なイベントです。フィリピンは世界一クリスマスシーズンが長い国としても有名で、9月から街はクリスマスモードとなり、クリスマスに向けて人々の働き方が変わるほどの影響力があります。
◆時間にルーズ
・会議の始まる時間になっても半分も人が揃っていない
・遅刻に対する罪悪感がない
・集合時間の後にキャンセルの連絡が来る
・遅刻に対する罪悪感がない
・集合時間の後にキャンセルの連絡が来る
こういったことは日常茶飯事です。
私はいつも考えすぎると自分がイライラしてしまう性格なので、「そういうものなんだ」、と捉えてゆったり待つようにしています。
しかしこれはあくまでマジョリティな話で人によっては日本のビジネスマンのように時間より早めにくる方もいます。
◆SNSが大好き(写真をバンバン投稿する)
SNSが発達した現在、自身のライフスタイルを公開することは当たり前になっています。
日本人に比べると自分のライフスタイルを公開することへの抵抗は低く、自分以外にも家族や恋人、友人の写真を毎日のようにアップしています。
そのため、フィリピン人とふざけて撮った写真がアップされていたり、一度だけお茶をした仲の異性にあたかも恋人かのようなショットをアップされたといったトラブルは良くあります。
◆プライベートな部分にガンガン質問をしてくる
例えば年齢、年収、見た目、体重などです。フィリピン人はこれらの質問について、「失礼」という認識はありません。そのため、あまり深く考えすぎず答えられる範囲で答えるような対応が必要になります。
☆さいごに
フィリピンに長期滞在経験がある方は確かにと思う内容もあったのではないでしょうか?
次回は後半として残りの5つを紹介したいと思います。
皆さんもフィリピン文化について理解を深める機会になればと思います。
REON