海外旅行するとなると、トップ5に入る不安要素が「治安」と答える方が多くいらっしゃるかと思います。
セブ島は日本から近く格安で語学留学ができることからここ数年、人気が右肩上がりとなっております。
この記事では、「どこが危険なんだろう」「何に気を付ければいいのだろう」といった疑問にお答えします!
気を付けないといけないポイントを把握して、またセブ島に行きたいなと思っていただければと思います。
目次
どのような犯罪が多いの??
まずはどのような犯罪が多いのかを知った上で、気を付けれければならないポイントについて、説明していきます。
窃盗(スリ、置き引き)
これは海外でもよくありがちな犯罪の1つです。
特に人が多く集まりやすく、警戒心が薄れるショッピングモールでの被害が多く見られます。また、公共機関(バスなど)の中でも被害に遭う可能性も十分にあります。
最近では繁華街を中心に子供の集団によるスリも増えているようです。
〇対策
・手提げバッグやカバンを背中に背負っている人は狙われやすいので、チャックの付いたカバンやカバンを前に背負うなどの配慮が必要
・スマホや財布はポケットに入れず、カバンの中に入れる
・最小限のお金を持っていく
・人前でお金を数えない
・常に身の回りのものに注意を払う
・高級なアクセサリーを身に付けない
・子供が集団で寄ってきた場合は、容易に相手にしない
タクシーの運賃トラブル
移動する際タクシーを利用する場面は多いかと思います。
特に多いトラブルがこのタクシーの運賃トラブルではないかと思います。
相場の運賃額を知らない観光客を狙って多いのは、目的地まで遠いし、そこにはお客さんがいないからメーターを使わないと言って、高額の料金を提示してきます。
※セブ市内ーマクタン島の片道は400ペソ前後(約1000円)が基本となる価格
特に人気の少ない場所にあるリゾートホテルに行く際は、メーターを使わないことが多々あります。
また、夜にタクシーに乗ると日中よりもお客さんが少ないため、メーターを使いたがらないドライバーも多くいます。
お支払いの際も気を付けれければならないポイントがあります。
1,000ペソしか持っていない場合、タクシードライバーがお釣りを持っていないまたは、お釣りが足らないといったことがあります。
お金を細かくするために時間を要したりと手間がかかるため、細かいお金は常に持っていたほうがいいでしょう。
〇対策
・必ずメーターを使わせる(乗る際にメータープリーズと言いましょう「Meter please」)
・タクシーを使わず、料金が予め決まったGrabを使って、移動する
トランプゲーム
ショッピングモールや繁華街を歩いていたところ、知らないフィリピン人が親しげに日本語で話しかけてきます。
日本が大好きだといったアピールなどをして、会話が盛り上がったところで自宅と称する場所へ連れていかれ、歓迎されます。
その後、「ポーカーゲームをしようよ」などと誘われ、最終的にはお金を賭けたゲームとなり、騙されて大金を支払うことになる手口です。
〇対策
・親しくなったといって、直ぐに付いていかない
睡眠薬強盗
トランプゲームの手口に似ているところが特徴です。
ショッピングモールや観光地などで見知らぬ現地人から親しげに声を掛けられ、「観光してあげる」や「日本語を教えてほしい」などと言われ、一定の時間共に行動します。その後食事をしようと場所を移動し、目を離した隙に睡眠薬を飲み物に入れられて、物を盗まれるという手口です。
英語が話せる人が被害に遭うことが多いとされております。
〇対策
・親しくなったといって、直ぐに付いていかない
・勧められた食べ物や飲み物は飲まない
女性を狙った犯罪
日本の女性(邦人)はフィリピンでは人気があります。街を歩いていると男性から声を掛けられる可能性は十分にあります。そういった男たちは下心がある場合が多く、トラブルに巻き込まれることもあるでしょう。
〇対策
・親しくなったからと言って安易に付いていかない
・電話番号や連絡先を教えない
・夜間行動はできるだけ避ける
・一人行動はできるだけしない
エリア別治安状況
主にマクタン島とセブ市内の2つのエリアについて、治安状況を説明していきます。
■マクタン島
空港があるマクタン島は主にリゾートホテルがたくさんある島で、ホテル内は比較的安全かもしれませんが、一歩外を出ると、安全は確保されておりません。
いくつか観光地はありますが、基本的にその観光地以外は立ち寄らない方がいいでしょう。
セブ市内に比べると田舎なので、移動する際はタクシーなどを使うことをお勧めします!
■セブ市内
セブ市内は徐々に町の開発が進んでおり、大型ショッピングモールやビジネス街など、繁盛している町です。
特に、マンゴーストリートの周辺などは、ストリートチルドレンが多く、路上で生活している人たちが見受けられます。
繁華街はたくさんの人が集まるので、スリなどの注意が必要です。
常に身の回りのものに意識して注意を払うことが大切です。
まとめ
正直なところ、日本のように治安は良いかと言われると良くはありません。
当たり前ですが、フィリピン人からすると日本人は外国人で、お金を持っていると思われてます。その感覚だけは常に頭に入れて行動しなければなりません。
ご紹介した対策をしていれば、トラブルに巻き込まれる可能性は低くなりますが、絶対に安全な場所はほぼ存在しないため、常に警戒しておく必要があるでしょう。
上記の事を意識して、是非セブ島で素敵な思い出を作っていただければと思います。