セブ島は小さいようで大きな島で、いろんな所にいろんな魅力がありますよね。その地域にしか無いレストランもその一つ。
セブ島の西部にあるバランバン市(Balamban)では、造船を行なっている日系の会社、常石造船会社(Tsuneishi Heavy Industries, Inc.)があります。
そのため、多くの日本人がこの田舎町であるバランバンにやってきます。日本人も故郷の食べ物が懐かしくなるもの。そんな人達の小さな夢を叶える日本の居酒屋を発見してみたので、行ってみました!
バランバン市(Balamban)はセブ島の西の位置に位置する地域。車で約1時間半−2時間くらいの距離で、豚の飼育が有名で、レチョンや、以前エキサイトセブでも紹介されていたバランバン・リエンポというフィリピン料理が有名なところです。
でも、毎日のように同じものは食べたくないし、まだセブにあるレストランになれない日本人の方も多いと思います。
そして、セブシティーから離れたバランバン市では、そう簡単に日本食レストランにたどりつけない場合がありました。
でも、わざわざ1時間半かけてセブシティーに行くよりも、バランバン市から20分でいけるトレド地区にはChiharu Murakami’s Phil-Japanese Restaurantがオープンしました。居酒屋なので、日本食も楽しめちゃうんですよ!
フィリピン人の私にとっては、フィリピンの田舎で日本料理が食べれるということに珍しく思いました。
ほとんどの日本食レストランは人が少ない田舎よりも、街などを店のロケーションにするということが多いですからね。
ちなみにこの居酒屋のオーナーは、日本人とフィリピン人の村上さんご夫妻が経営しており、お店のChiharuというのも、村上さん夫婦の娘さんの名前から来ているそう。
常石造船で働く日本人向けから、旅行客、さらには地元の人達まで多く訪れているそうです。
日本料理店や居酒屋というと、日本のような内装や、置物ななどが置かれている場合が多いですが、このお店は面白いことに、フィリピンの食堂、カレンデリア(Karinderia)風になっているということ!
プラスチックと木材で作られているテーブルや椅子が設置されていて、壁がビニールから作られているようです。
メニューには枝豆や、豆腐が用意されていて、もちろんオーナーご夫婦も日本語を話すことが出来るので、日本の居酒屋のような雰囲気になっています。
こちらのお店の料理も比較的安いです。バランバンに行く予定がある方や、試してみると良いかもしれませんね!
田舎にあるからこそ、セブシティーと違った発見があるのかもしれません!
(ラルスGEM)
お店紹介: Chiharu Murakami’s Phil-Japanese Restaurant
住所:Arpili, Balamban (former Chatue KTV Bar near Metaphil gate)
問い合わせ: (+63)9273129037; (+63)9323547399; (+63)291902763
*トレド地区とバランバンエリアなら、宅配も可能。