2017年11月4日 更新

11月の祝日についてチェックしてみた!

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いよいよ11月に突入しましたね。フィリピンは10月31日~11月2日まで祝日。フィリピン人の方たちは連休を利用して田舎に帰ったり、また旅行に行ったりされていたかと思います。11月1、2日と祝日ですが11月は30日も実は祝日です。それでは11月1日、2日、30日はいったい何の日なのでしょうか?
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11月1日は「諸聖人の日」と呼ばれ英語では「All Saint's Day」と言われています。この日はカトリック教会の祝日の一つで、全ての聖人と殉教者を記念する日で、古くは「万聖節」(ばんせいせつ)と呼ばれていました。
諸聖人の日には家族でお墓に行き、ご先祖様にお参りするのが通例行事です。日本のお盆と似た感覚かもしれません。フィリピンでは11月1日が「諸聖人の日」とされていますが、国によってその名前も日付もことなります。ある国では諸聖人の日の週が丸々祝日とされているようです。
起源はさまざまな説がありますが、有力な説が8世紀前半のローマ教皇グレゴリウス3世がサン・ピエトロ大聖堂の中に使徒とすべての聖人・殉教者のための小聖堂をつくり、その聖堂の祝別の日が11月1日にうつされたことでやがて11月1日がすべての聖人と殉教者の日となったというものです。
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11月2日は「死者の日」、または「万霊節」と呼ばれ、英語では「All Soul's Day」と言われています。キリスト教では全ての死者の魂のために祈りを捧げる日で、ローマ・カトリック教会では正式には「The Commemoration of All the Faithful Departed」(信仰を持って逝った人全ての記念日)と呼びます。
カトリックでは、人間が死んだ後で、罪の清めが必要な霊魂は煉獄での清めを受けないと天国に行けないと考えられていました。そして、生きている人間の祈りとミサによってこの清めの期間が短くなるという考え方もありました。死者の日はこのような発想にもとづいて、煉獄の死者のために祈る日で、11世紀ごろから始まった行事です。
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ボニファシオデイは11月30日です。そもそもボニファシオデイはというと革命家アンドレス・ボニファシオの生誕の日です。フィリピンで革命家というと、スペイン植民地時代、独立へ大きく貢献したホセ・リサールが有名です。ボニファシオはホセ・リサールの遺志を受け継いだ後継者ともいえる人物でフィリピン独立革命家のリーダーの一人です。スペイン人支配の解放を実現した革命家として、今でもホセ・リサールと並び、人々から尊敬されています。

11月30日はそんなボニファシオを敬う日でもあるのです。
私たち日本人にとっては単なる祝日、お休みといった感が強いですが、フィリピン人の方々にとっては歴史的、宗教的にみても意味深い日なのですね。


(KEI)
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