2015年4月12日 更新

マゼランvsラプラプの戦場を望む新鮮魚介レストラン

セブ島の食事で意外と疑問に思うのは、こんなに海がきれいで魚も多く見ることができるのに、特に観光客の方向けの食事は豚肉や鶏肉が非常に多く使われていることです。確かに貝のスープやエビ、小さなホタテなどはよく見るのですが、魚が沢山食卓に乗ることはあまりありません。今回は新鮮な海鮮が選んで食べられるローカルレストランをマクタンシュライン裏で見つけましたのでご紹介します。

 



 

今回訪れたレストランはマクタン島の「マクタンシュライン」と呼ばれる場所の裏手にあります。シャングリラホテル・ムーベンピックホテルからほど近いこの場所は、世界一周の航海を目指したマゼランがラプ・ラプ王に敗れ戦死した場所として世界的にも有名です。実は日本の社会や世界史の教科書にも載っているんですよ!

 

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そんなマクタンシュラインの左脇から裏手に回っていくと、すぐに客引きのフィリピン人の方々が片言の日本語で「サカナ!サカナ!」と教えてくれるので、恐らくすぐにレストランの場所はわかると思います。ただし、この周辺には3店程レストランがあります。筆者がおすすめしたいのは上の写真のレストランで、理由は3階建てで眺望が良いからです。値段はほとんど変わらないので、景色が良いレストランをおすすめします。

 

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ここのレストランは一般的なオーダーの形ではありません。多くの場合はまず席に座り、メニューを眺めて食べたいものを決めていくと思いますが、このレストランはまず入口に沢山の海鮮が並んでいます!色とりどりの魚、イカ、カニ、貝などなどが並んでおり、グラム単位で値付けをします。魚の味は簡単な英語であれば通じるので、是非トライしてみてください。

食材を決めると次に調理方法の相談に移ります。魚であれば一般的な焼き魚のほか、フィリピン風の煮魚「アドボ」、酢豚のような味のソースで炒める「スイート&サワー」などがあります。今回筆者は魚をアジの仲間で塩焼き、ハマグリはスープでお願いしてみました。

 

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店内に入ってくと海からの風が気持ち良い開放的な雰囲気を感じます。少し強く風が吹けば、すだれのようにかかっている貝殻同士がぶつかり合って、乾いた何とも言えない音を出します。こういった貝の飾りはできたものを購入することもありますが、引潮の時に貝殻を拾い、穴を開けて糸などでつなげて簡単に作ってしまう方も現地には多くいらっしゃいます。物をとても大切に直しながら使っていくセブの文化がこういったところからも見受けられます。

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このレストランのイチオシポイントである3階席は筆者が訪れた際は半分ぐらい埋まっていました。写真は客席からマゼランとラプ・ラプの戦場を眺めた様子です。写真中央に並んでいるのは使われなくなったバンカーボートで、満潮の時はここまで水位が上がることを示しています。

かなり満ち引きが大きいこの場所は戦場になった理由があると言われています。西洋の戦闘衣装や技術に劣っていた当時のマクタンの王ラプ・ラプは、戦場と時間の指定をマゼランにしたと言われています。この時間は引潮の時間帯で、マゼラン一行の船が岸の近くまで到達できない他、大砲の射程距離外となるため、かなりの戦力ダウンを強いられた他、西欧式の甲冑に身を纏ったマゼラン側のブーツに塩水が入り込み動きが鈍ってしまったとのこと。混乱も起こったマゼラン側をラプ・ラプ側がついて勝利を収めたと言われています。

 

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ちなみに、魚の塩焼きとハマグリのスープはこんなふうに運ばれてきました!アジの仲間の魚は日本のアジの塩焼きと同じような味で、新鮮なので身が簡単に取れました。ハマグリのスープの方はフィリピン特有の生姜を多く入れる味付けでとても美味しく体にも良さそうでしたよ!

 

有名できれいなレストランに訪れるのももちろんいいですが、ローカルなレストランでも素敵な場所はたくさんあります。機会があれば、こういったところにも訪れてみてくださいね!

 

(Taku)
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Taku Taku