前回では、フィリピンで人気な携帯電話を供給する会社やフィリピン人がどうやって携帯電話を使っているのか、などの基本的な携帯電話事情に触れてお話ししました。
今回は、フィリピンでの携帯電話の料金形態がどのようになっているかについて説明していこうと思います!
これさえ押さえれば、後は購入するだけという事になりますね!
一つ目はプリペイドでの課金制度による電話使用方法です。この方法は、フィリピン国民の大半の人が使用している方法です。
それは一回のロード金額がさほど高額ではない、という点にあります。テキストと電話ではそこまで料金の使用が大きくならないからです。ローカルではサリサリストアでロードが可能です。
ここでは、ロードを他人の携帯へあげるというサービスを使っていて、サリサリストアのオーナーがまとめて大きい金額をロードしてそれを売る、という方法です。
また、自分でモールへ行って、コーリングカードを購入してロードする方法もあります。
もう1つは月額で支払う方法です。こちらでは月々支払う額が高い場合があるので、お金に余裕がある家庭や会社で契約する事が多いかと思います。
こちらのサービスでは日本の様に二年の契約で本体代金が割引される、という制度がありますので、新しい携帯の機種を買いたい人が使う方法でもあります。
今回の新機種、iPhone5もこの方法で購入予定の人が多いのでは無いかと思います。もちろん、サムスンのギャラクシーシリーズ、ブラックベリーなどでも契約可能です!
また、前者の場合ですがSIMフリーの携帯を購入する必要がありますが、フィリピンで販売されている携帯電話のほとんどがSIMフリーなので、特に気にする必要もないですね。
ところで、フィリピンには三つの携帯電話会社があります。
一つはSunというデータ会社です。この会社は主にローカルの人々が主に使っている印象があります。ここではレジスターという方法が存在していて、たとえば「10ペソのレジスター」だと1日Sun同士でテキストがし放題、無料通話も10分付いてくる。といったサービスがあります。
この方法により、若者の間ではSunを持つ事が非常に多いのです。ですが、電波状況が三社の中では最も弱く、他社へのテキストを送るとロードの使用料が高いです。
二つ目はSmartという会社です。こちらの会社は電波状況はもちろん良くなっています。ですがあまりシェア率が高くないようなので、他社へテキストを送る回数が多くなってしまいます。
そして三つ目は知られたグローブです。この会社は最も規模が大きく電波状況が一番良いです。また、3G回線を使用してもウェブへの接続速度がそこまで遅くはありません。ですが料金は一番高いです。
以上三つが主要な会社ですが、どうやって各会社のSIMカードを買えば良いの?とか具体的なロード方法については次回ご説明します!
(ひろ)