セブ島へ旅行や語学留学の計画をしていると、皆さんがフッと疑問に思うことがあると思います。
それは「一体、セブでは本当は何語が使われているの?」ということ。
フィリピンの公用語と言えばタガログ語なので、タガログ語が使われていると思う人もいるかもしれません。
でも、実はセブではタガログ語ではない他の言語が使われています。
今回はそんな気になるセブの言語についてご紹介したいと思います。
実は、セブではビサヤ語(セブアノ語)が日常で使われています!
ビサヤ語はタガログ語に少し似ています。
例えば“こんにちは”は
タガログ 「Magandang hapon:マガンダン・ハポン」
ビサヤ 「Maayong hapon:マーヨン・ハポン」
でも、地方によって異なる方言が多く使われています。
ビサヤ語は主に、ビサヤエリア、セブ、カガヤン、ネグロス、レイテ、ミンデナオ島の一部で話され、セブアノ語はビサヤをもうちょっとスラング化したビサヤ語だそうです。
上の説明でややややこしくなると思いますが、セブで話されているビサヤ語はセブ島だけで7種類あるそうですよ!
日本だとどこ行っても日本語は共通で、アクセントやイントネーションの違う『方言』がありますが、セブアノ語は『ビサヤ語』の方言のようなものなのです。
フィリピン公用語のタガログ語もビサヤとは全く違う言語なので、タガログ語を知っていてもビサヤを理解できない場合が多いのです!
もう一つ、タガログ語とビサヤ語の違いを紹介:
“Langam(ランガム)” – タガログ語では『アリ』のことでビサヤ語では『鳥』を意味します。
日本のように漢字などが無いので、同じスペルだと混乱しまいますよね。
さすがフィリピンは172個の言語を持ってる国ですからね。まるで国の中にまた別の国があるようです。フィリピン恐るべし。
またセブアノ(セブの人)の場合はビサヤ語だけでなく、タガログ語&英語が話せます。 フィリピンの学校の授業は英語で行われており、またタガログ語の科目があるからだとか。
タガログ語を喋れる人は、セブの人たちも理解できるので、安心できますね。 ホテルやスーパーでは普通に英語が通じます。しかも、みんなネイティブ並みに上手! だから、セブで言葉が通じなくて困る!ってことはまずないと思います。
セブへ来たらセブアノ語を少し話せると現地の人も喜ぶかもしれません。
ぜひ現地の言葉を試してみてくださいね!
(SHIHO)