今週の月曜日は各州の知事、首長、議員などを選ぶ3年に1回の中間選挙が行われ、有権者であるフィリピン人は投票をするため祝日になるほど、盛り上がりを見せたイベントでした。
セブでも数カ月前から街の壁にはカラフルなポスターや選挙カーが走り回っており、13日までは選挙一色になっていたのですが、実際フィリピンの投票日はどんな感じだったのでしょうか?
ローカルの視点から見た投票日の写真があるので、チェックしてみてはいかがですか?
フィリピンの選挙は重要なイベントの一つで、まるでお祭りのような雰囲気で日本と全く違います。投票日前後も犯罪や混乱が起こらないように国がアルコールの飲酒、販売を全面禁止するアルコールバンも12日、13日に行われるほどでした。
セブでも学校や公民館などで投票が行われ、多くの国民が今回の選挙に参加していました。
日本人からすればあまりぴーんと思い浮かばないフィリピンの選挙。実際にどんな感じだったのか、ローカル視点からの写真があるので、見てみましょう!
人差し指に青い塗料が塗られているのはその人が投票を終えたことをマークするためのものです。撮影者は朝の6時半に投票所へ向かって1時間ほどで投票を終えたそうです。
この日は祝日ということもあって、お店のほとんど閉まっており、大通りなどはとても静かな感じでしたが、投票所付近は色々と盛り上がっていました。
汚職が問題にもなっているフィリピンですが、立候補者などが投票数を上げるために国民に謝礼として払う違法行為も多く行われているのも一部で事実です。でも今回は「Vote Wisely(賢く投票しよう)」という声も多く上がっているので、国民それぞれが正しい選択を出来たのではないかと思います。
国民の投票により政治家が変わることで新しい方向性が見えてきます。この選挙の結果で今後のフィリピンがどうなるかというのも気になる所ですね!
(Carlo Villarica / 訳:MIKIO)
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