マニラの楽しみ方。国民的英雄を尊ぶリサール公園の裏側 Rizal Park

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本日は、ロックダウンが解除されたら行ってほしい マニラ観光の定番リサール公園のもう一つの楽しみ方をお伝えします。

リサール公園は、フィリピン独立の国民的英雄ホセ・リサールという偉人にちなんだ公園です。
ホセ・リサール (1861年6月19日 – 1896年12月30日)は、非常に優秀で、医者、著作家、画家、学者、教師、哲文学博士、そしてフィリピン国家独立の革命家とされています。
言語はフィリピン言語のタガログ語を母国語とし、フィリピン地方言語のビサヤ語やイロカノ語、他にも中国語や日本語の研究、当時の宗主国であるスペインへなどヨーロッパ各国に留学し、また日本への滞在歴もあり、最終的には20数言語を習得していたと言われています。

その彼は、スペイン留学時代に出版した小説が宗主国スペインから危険視され、フィリピン独立運動での活動もあったため、最終的に35歳の時に銃殺刑となり、その銃殺刑に処された場所こそが現在のリサール公園なのです。
その為、リサール公園には彼への石碑があり24時間昼夜を問わず衛兵に守られており、アメリカ合衆国からのフィリピン独立宣言は1946年7月4日にここで開催されたことでも有名です。


リサール公園は58ヘクタール(140エーカー)という広さで、様々な施設や博物館などがあり、また日本様式の庭園や中国様式の公園などもあり、現在ではフィリピン人の憩いの公園でもあります。

ロハス通りから奥に進むと自由のセンチネルの像(Statue of the Sentinel of Freedom)があり、この像は、マゼランからの侵略に反対し、マゼランを討ち取ったと言われるもう一人の英雄「ラプラプ Lapu-Lapu」の像があります。

そしてさらにその奥には、フィリピン全域の地図を再現した池があります。

この地図がなかなか壮観で、しばらく見ていても飽きなかったです。
ちなみに、上の写真がフィリピンの首都メトロマニラがあるルソン島の全域。
手持ちの携帯に入っているグーグルマップと比較しながら見るのも面白いです。

池。と言いましたが、こちら現在工事中で、何名かのスタッフが「海を作っている最中」で彼らの座り込んでいるあたりは南シナ海。
そして、無造作に荷物が置かれている写真右下あたりは、ジュゴンウォッチングが出来ることで有名なコロン島あたり、そしてその写真左側辺りが「フィリピン最後の秘境」と言われているパラワン島となります。

そしてこの日は、メトロマニラ内の各消防署がイベントを開催していました。
各種消防車の展示の他、救出訓練のデモンストレーション、子供が参加できるイベントなど、多くの消防署員が参加していました。

彼らも、ひとたび出火があると消防車のサイレンと共に現場へ急行します。
木造の簡易的な住宅が多いフィリピンでは延焼しやすく、その延焼を防ぐ彼らは正にヒーロー。
熱さをものともせず、果敢に炎と戦います。

ちなみに、フィリピンの消防車には様々なサイレンがあります。
それは、各国の中古の消防車を使っているからです。
日本式の鐘とサイレンの音の「ウーカンカンカン」、映画でよく見るアメリカ式のサイレンと共に鳴らすクラクション、はたまた台北市の記載が残った消防車、中国式やハングル文字が残ったままの韓国式などがあります。

色んな文化(消防車?)が入っていて面白いですよね。
しかし決して火事は面白いことや喜ぶべきことではないので、期待せず、偶然通り掛かった時だけ確認してみてください。

 

(SHIN)