2015年11月9日 更新

[ニュース] 銃弾騒動で問題になっているマニラのニノイ・アキノ国際空港で渡航者のかばんの南京錠が変えられる手口が行われた他、2.5kgの麻薬をX線検査で発見できず。

マニラのニノイ・アキノ国際空港で銃弾を手荷物などに入れられるラグラグバラ(Laglag-Bala)がフィリピン国内はもちろん、Time紙CNNBBC、日本のメディアなどが取り上げるようになり、一躍有名な空港になってしまいました。

国際連合内部でも職員に「マニラへの渡航は注意するように」などの呼びかけが出てくるほどの事態になっており、政府当局はこの事について調査を続けながらも、各事件につながりはないとの発言をしています。

この2週間で数多くの銃弾騒ぎに巻き込まれている乗客がいるなか、新たに渡航者のかばんに南京錠を壊してすり替えられる他4人のグループが2.5kgの麻薬をマニラから香港へ持ち運び込まれ、ニノイ・アキノ国際空港で発見が出来なかったという事件が発生しました。

 



2015年の9月、10月はニノイ・アキノ国際空港(Ninoy Aquino International Airport=NAIA)で空港職員による銃弾を手荷物などに入れられ、賄賂などを要求する手口が行われていると以前エキサイトセブで紹介しました。

これらに関してはバッグにラップを巻いたり、X線検査などでは自分の荷物から目を離さないなどの対策が必要となってきます。まだまだ安心が出来ない状況ですが、つい先日新たな事件がこの空港で発生しました。

4996315948_2b1e6cdabb_z

一つ目がオーストラリアからシンガポール経由でマニラに戻った乗客がニノイ・アキノ国際空港ターミナル3の荷物受け取りの際に、乗客が防犯のためにつけた南京錠がすり替えられているというもの。

被害にあったMary EbronさんがFacebookで公開した映像によると、シンガポールから出発した際に赤い南京錠を付けていたのですが、マニラに到着すると赤い南京錠がつけた覚えのない金色のものにすり替わっていただけではなく、かばんの前方のチャックが無理やり開けられている形跡があったそうです。

padlock

また今年の9月、香港に到着した4人のフィリピン人女性たちが2.5kgほどの麻薬を密輸し、香港当局に拘束されました。

Manila, Philippines, Ninoy Aquino International Airport

このグループはニノイ・アキノ国際空港を出発したことから、この麻薬を発見できなかった空港のセキュリティへの疑問がさらに上がってきています。香港当局によると麻薬は約300万ドル相当になるとか。

拘束された女性たちは麻薬への関与を否定しながらも、「ただで香港へ旅行に行ける」との誘いを受け、香港へ渡航をしたそうです。

これらのニュースで一気に利用者によるニノイ・アキノ国際空港への不信感が高くなっています。また誠実に空港で仕事をしている清掃員にも利用者から悪人のレッテルを貼られてしまい、「非常に居心地が悪く、空港がこのようになってしまって残念」だとABS-CBNに話しています。

3551597958_561b635a27_z

仕事や経由地として利用する可能性のあるニノイ・アキノ国際空港でこの様な被害に遭わないのがベストですが、万が一ラグラグバラの被害に遭ってしまった場合は、弁護士と警察の立ち会いのもとバッグを見てもらう、銃弾には一切触らないなどの対応を行うべきと現地のメディアが紹介しています。

弁護士については公共法律事務所(Public Attorney Office=PAO)の電話番号(02) 929-9436に問い合わせることが出来ます。

防犯対策や弁護士まで必要な空港と聞くとゾッとしてしまいます。早いことマニラの空港が改善していく様になれば良いですよね。

 

(MIKIO)

Source: Kickerdaily(1,2) ABS-CBN

Photos: Storm Crypt,J. Tewell,nigel@hornchurch,efrenefren

 

 
1 件

関連する記事 こんな記事も人気です♪

ホセ・リサールってどんな人??フィリピンの歴史を知ろう!その①

ホセ・リサールってどんな人??フィリピンの歴史を知ろう!その①

フィリピンという国は植民地時代を長期に渡り経験している国です。日本も第二次世界大戦中、短期間ではありますがフィリピンを占領していた時代がありました。 今回、私は個人的にフィリピンの歴史について、知識を深めようとさまざまな記事を読み漁りましたが、フィリピンに在住の方はもちろん、旅行や留学で訪れる方も、最低限の歴史的背景は頭に入れておいていただければ、フィリピンという国をより理解し、フィリピン人の方ともわかり合うことができるのではないかと思い、今回は私なりにわかりやすく記事にすることにしました。 今回は第一弾ということで、もっとも有名なホセ・リサールについてまとめてみたいと思います。
REON | 112 view

この記事のキーワード

この記事のキュレーター

mikio mikio