10時のおやつ、3時のおやつ、夕食前のおやつなど、フィリピン人は食べるものが好きで、間食を良くする人が多いです。
仕事や勉強の休み時間に小腹が空いた時に良く利用するのがストリートフードで、ガッツリとした食べ物のプンコ=プンコや、B級グルメのティサのシュウマイ、その他セブ島で見つけられる10個の有名なストリートフードをエキサイトセブでも紹介してきましたよね!
ストリートフードでも衛生的にあまり良くないものが多く、食あたりが気になる方はなかなかチャレンジすることが出来ません。 でも比較的安全な方で、しかも美味しいストリートフードのお菓子が実はあるのです! そのお菓子とはバナナの素揚げで砂糖をまぶしたバナナキュー(Bananacue)や大学いものようなカモテキュー(Camotecue)、そして春巻き状にバナナを巻いて砂糖であげたトロン(Turon)、そして花型に開いたバナナに薄くて甘い生地を付けて揚げたマルヤ(Maruya)があります。 この4つはどれもフィリピンが代表するお菓子で、ストリートフードの他、パブリックマーケットなどで販売されることが多いです。
一つ10−15ペソ(約23円-33円)程度で購入することが出来て、バナナや芋が使われてることから、小腹が空いた時にもオススメな料理です。多くの人達が購入していくことも多いので、調理するサイクルが早く、他のストリートフードに比べて比較的きれいな方で、食べやすいというのも良い点です。
バナナキューやカモテキューの「キュー(cue)」とはバーベキュー(Barbeque)をもじったもの。フィリピンだとバナナはどこでも購入できるし、調理も簡単なので多くの人達が食べています。
先述した二つの料理はバナナやさつまいもなどを素揚げにして砂糖をまぶしたものですが、もう一つフィリピンでも有名なお菓子がトロン(Turon)という春巻きの皮を使ってバナナを揚げた揚げ春巻きの様な食べ物です。中にはジャックフルーツも入っていて風味豊かなトロンもあります。 バナナと春巻き?と思うかもしれませんが、実はこれも中華系の文化がうまいことフィリピンと混ざり合って出来たものなのです。一見「えっ?」と思いがちですが、パリパリで意外と美味しいのです!
筆者も実はバナナキューよりこちらのトロンの方が好きで、思わず手が進んでしまいます。 そして最後はマルヤ(Maruya)と言ってバナナを花型や扇子型に開いたものをパンケーキミックスの様な生地に付けて油で揚げ、そして白砂糖をまぶすスナックでちょうどバナナキューやトロンの中間にある感じの料理です。 トロント同じで中にジャックフルーツが入っていたり、お洒落に白砂糖ではなく、シロップを掛けて食べるのもオススメだそうです。
バナナの名産地でもあるフィリピンですが、果物として食べるだけではなく、メインディッシュの料理の食材に使われたり、このようなユニークなお菓子としても提供されています。 作りやすく、価格も安いので多くの人達が食べるストリートフードですが、日本人にも結構合う味付けなので、まだ食べてみた事がない方は、是非食べてみると良いですよ!
同じ食材でもそれぞれ若干違って、どれも美味しく感じると思うので、ぜひチェックしてみてはいかがですか?
(MIKIO)