夏の離宮・松の街 バギオの観光ガイド2

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夏の離宮・松の街 バギオの観光スポット City of Pines / the Summer Capital of the Philippines

バギオは、ルソン島北部の山岳地帯コルディリェラ行政区にある高度に都市化されたフィリピンの都市です。
1900年にカファグウェイ(Kafagway)と呼ばれたイバロイ村が、アメリカによって避暑地として開発されました。それはアジアの中で米国の唯一の避暑地でした。

フィリピンの夏の離宮として知られているのは、平均海抜約1,470メートルに位置し平均気温は15〜23°Cで、乾季には猛暑に見舞われるマニラ首都圏やその他の低地の首都や大都市に比べ、バギオの天気が比較的涼しく避暑地として最適だからです。

一年で最も暖かい時期でも26°Cを超えることはめったになく、その気候はまた、植物、蘭、松の木など様々な植物の成長を助長し「松の街」とも言われています。
バギオに近くなると、すべての美しい花と緑豊かな植物からのもてなしを楽しめます。まるで別の世界に入っているかのように感じるでしょう。

今回は「夏の離宮」「松の街」バギオをご紹介していきます。

バギオ市とは

この地域は、先住民族の人々から「カファグウェイ/Kafagway」と呼ばれていました。

「バギオ」という名前はアメリカの時代に由来し、当時「バギオ」としてヒスパニック化されたイバロイ語のバギオ(苔)に由来しています。
街の原住民の呼称「イバギウ/Ibagiw」も「バギウ/bagiw」に由来します。 毎年恒例の市の芸術祭の名前にもなっています。

バギオは海抜約1,400メートルに位置し、ルソン島北部の山脈に囲まれています。
ベンゲット州に囲まれていおり、57.5平方キロメートルの小さな領域です。開発された都市部分のほとんどは、北部の丘陵地帯に建てられています。
ダニエル・バーハムがバギオ市の開発計画を立てたとき、市庁舎をバギオ市の境界が東から西に8.2キロメートル、北から南に7.2キロメートルとしました。

バギオで行くべきところ/見るべきもの

涼しい気候で避暑地と過ごすことに加えて、バギオには、豊富な植物や美しい公園、ユニークな食べ物や記念品など、見るものがたくさんあります。
これらの代表的な場所でいうと、バーハムパーク、キャンプジョンヘイ、バギオ大聖堂などです。

自然と一体となって自転車やボートに乗ったり、バギオのさまざまなエリアで心ゆくまで買い物をしたりすることもできます。
さらに、いちご農園に行って新鮮な果物を摘んだり、いちごタホを味わったりすることもできます。
ルソン島北部に位置するこのマウンテンリゾートシティは、バスや車で簡単に行くことができます。

4.マインズビューパークに行く


バギオは20世紀初頭のかつての鉱山の町でした。
その過去は、バギオの北東側の尾根にあるマインズビューパークを訪れることで垣間見ることができます。

そのため、その主な魅力は、コルディレラ山脈とベンゲットの古い銅と金の鉱山の素晴らしい景色を望む展望台です。
観光客は、バハグ(ふんどし)、ベスト、頭飾りなどの伝統的なイフガオの衣装を着る機会があり、写真を撮るために盾や槍を持つこともできます。

マインズビューパークでは、バギオの特製ストロベリータホを手に入れることもできます。どこにでもあるので、ここでタホベンダーを見つけるのに時間はかかりません。
マインズビューパークはお土産を買うのにも最適な場所です。ここには、織物、ニットウェア、木製のお土産、銀細工品を販売するショップがいくつかあります。
また、多肉植物、花、盆栽などもあります。

5.ラトリニダードのストロベリーファームを訪問する

近くのラトリニダード(La Trinidad)にあるイチゴ農園を他のアトラクションと一緒に訪れることは、夏の離宮にいるときに見逃せない体験の1つです。
北部の天気は数種類の野菜や果物を育てるのに最適ですが、バギオのイチゴ農園のふっくらとした赤いイチゴほど人気が​​あり美味しいものはありません。

ベンゲットの首都ラトリニダードは、バギオの町から約30分です。
このエリアには、イチゴを栽培するための専用の土地が何ヘクタールもあります。

イチゴは収穫したてのときに食べるのが一番です。
だから、バスケットを持って、自分でイチゴを選んでください。
このようなユニークな体験であることに加えて、果物を収穫することは、これらの土地までやってきたイバロイ族の農民に深い感謝を与えるでしょう。

毎年11月から5月まで開いています。
イベントの料金は異なります。農場の出口近くで摘みたてのイチゴを買うことができます。

いちごのほか、生花を購入したり、新鮮な野菜を幅広く取り揃えています。
新鮮なストロベリーアイスクリームやストロベリータホなどのおやつもお試しください。

6.ベンカブミュージアムでアートを鑑賞する

バギオは活気に満ちたアートシーンの本拠地です。現代フィリピンの芸術からコルディリェラ地方の独特の伝統的な建築など、それは様々です。
フィリピンの芸術への理解を深めたいと思っているかどうかにかかわらず、ベンカブミュージアム(BenCab Museum)に立ち寄ってください。

ベンカブミュージアムには、フィリピン国民芸術家ベネディクト・カブレラの常設コレクションがあります。アートショーや展示会の会場としても使われています。
博物館にはいくつかのテーマギャラリーがあります。そのうちの1つは、彫刻、武器、絵画などのオリジナルのコルディリェラアート作品を専門に扱うギャラリーです。
ベンカブミュージアムのアートを楽しむことは、ベンゲット州を楽しむための最良の方法の1つです。

著名な展示品の1つは、ベンカブのブルル(Bulul)コレクションです。ブルル(Bulul)は、ナラの木から彫られたイフガオの米神の置物です。
美術館の壁一面に展示されているので、この展示をお見逃しなく。
もう一つの魅力的な展示は、官能性を探求するいくつかの絵画や彫刻を特徴とするエロティカギャラリーです。
いくつかの有名なフィリピンの現代アーティストの作品を展示するインディゴギャラリーもあります。

もちろん、美術館のハイライトはベンカブ自身のギャラリーです。
ベンカブギャラリーには、ナショナルアーティストの傑作が収められており、そのほとんどが彼の最も有名なミューズであるセイベルを特集しています。
セイベルは、1965年にベンカブが見たり写真を撮ったりした本物のスカベンジャー女性でした。それ以来、彼女はベンカブのいくつかの絵画の主題となっています。

ギャラリーの他に、ベンカブミュージアムにはレストランもあります。
Cafe Sabelは、カブレラファミリーのレシピを提供し、博物館の庭で育てられた食材を使用しています。バギオの美術館ツアーに参加する価値はあります。

Image source : https://commons.wikimedia.org/

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フィリピン政府観光省認定のフィリピントラベルマイスター。フィリピンに住み始めてバギオ、セブ、そしてマニラにも3年間住んだのち、現在またセブに戻り住んでいます。 世界各国、特に東南アジア諸国を訪れ感じ、フィリピンの人々の持つ人間性に居心地の良さを感じフィリピン定住となりました。 多くの人に魅力的なフィリピンの良さを知ってもらいたい。マニラやセブでの日常的なローカル情報から、フィリピン最後の秘境と言われるパラワン島エルニドや世界一のビーチに選ばれたこともあるボラカイ島をはじめ、ミンドロ島、ブスアンガ島、シャルガオ島など、またバギオやミンダナオ島ダバオなど様々なフィリピン情報に精通しています。