2016年5月4日 更新

[コラム] バックパッカーの僕がフィリピンのセブにいて思うこと〜実体経済と人々の収入〜

筆者は今回2年ぶりにセブを訪れてみて思ったのが、以前にまして実体経済自体は良くなっているのかな〜という実感です。国としては、やっぱり大きくなっていると思います。これは紛れもない事実であり、実際、GDPが指し示す値もあながち間違えではなさそうです。

今回は僕が実際に、2年ぶりにセブを訪れてみて感じたことを記事にしようと思います。

元々セブでは貧困層からそれ以上の裕福層など様々な人々と関わってみて感じたことを書いていきます。簡単に言うと、旅のメッセージというか、感じたことをまとめていきます。


フィリピンの経済


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まずセブについて思うことといえば、その経済規模ですね。GDPがかなりの成長スピードを保っているので、経済規模は大きさとしてはかなりのものになりますね。

「アジアの病人」と言われてきたフィリピンですが、実際のところはどうなのでしょうか?

経済の規模、というか人々の消費量としては相変わらず高く、国内経済はしっかり回っている実感は受けます。多くのフィリピン人がモールで休日を過ごし、カフェでのんびりして、そして買い物をする。消費行動はまるで日本と変わらないです。

全体的な経済としては、かなりの規模で成長をし続けているのな〜と、ここのところ感じています。

人々の暮らし


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先ほども少し書いたのですが、相変わらず人々の消費行動は高いと思います。

休日はモールで贅沢をしたり、買い物をしたり、家族で食事したりしている姿は、日本のそれと大して変わらないようです。裕福な層が増えた、というよりは、中間層がかなり多くなったという印象でしょうか。以前に比べて給料が上がったりはしていそうです。

それにつれて、人々の暮らし自体は良くなっている感はあります。

しかしながらピラミッドの下にいる、貧困層にいる人々は、抜け出すのが厳しいように感じています。確かに貧困層でのお金の循環は良くなっていると感じます。しかし、そうしたそうに所属する人々が、モールで食事をしたり、買い物を楽しんだりするまでには達していないようです。

僕が肌で体感した感じだと、中間層が伸びて、経済の底上げをしている感じがします。

車の多さに驚いた


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実際にセブで何日間か生活してみて思うのは、圧倒的に車の量が増えたというところでしょうか。以前に比べ渋滞する場所が多くなったり、渋滞を抜けるまでにかかる時間が長くなった気がします。

街を歩いてみると、タクシーを多く見かけるようになり、タクシーを利用しているローカルの人々も増えています。ジプニーは相変わらず健在ですけどね。

また、個人的に車を所持する人が多くなったこともあり、渋滞がひどくなりました。

以前はタクシーとジプニーが渋滞の原因だったのですが、それ以上に個人の車が増えて渋滞が激化したようです。これは東南アジアにみられる現象なので、別に気にするというわけではないのですが。

ただ、車の数が増えたということを考慮すると個人としての収入が増え、贅沢品を所有する人が増えたということでしょう。

貧困層は相変わらず


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ただ、一つ言えることですが、貧困層の生活は相変わらずだと思います。

今までと同様にその日暮らしが抜けず、子供の学校までのジプニー代や昼飯代、そして大学の授業料など日々の支出への捻出が厳しいようです。ただし、全体的な消費行動が増加した分、貧困層に対する仕事の需要が増した感じがしました。

例えば、食堂(カレンデリア)を経営したり。あと最近、注目なのが車やバイクなどの洗車サービスです。

個人としてバイクや車を所有する人が増えた結果として、洗車サービスなどを利用する人々が増えています。そういったサービスを展開するのが中間層や裕福層であり、安い労働力を提供するのが貧困層となっています。

なので国全体としての労働に対する需要と供給はうまくいっているように感じますし、まだまだ伸びていきそうですね。

問題点


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そんな万事うまくいっているように見えるフィリピンですが、依然として問題は山積みです。

一番の問題がインフラ環境だと僕は思います。

開発されているエリアは基本的に綺麗、というか東京などと比べても遜色ないくらいなのですが、そういった「開発エリア」から一歩離れると、そこは貧困層の住むスラム街のような景色が広がっています。

衛生環境や下水設備などのインフラ環境が依然として整備されないのが一番の問題点です。

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ちなみにフィリピンの国の平均年齢が若い(確か25歳くらいだったと記憶しています)のは、依然として多くを占める貧困層のフィリピン人が早死にするからなんですね。

衛生環境が整わないですし、貧困層ではアルコールやタバコが娯楽になっているせいもあり、突然病に倒れることも少なくありません。フィリピンは若い国だ、と言われているのには裏があります。これは間違いありません。

国力が付いてきたとはいえ、まだまだ改善する必要のある点が山ほどあるのです。

まとめ


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フィリピンという国は、依然として「アジアの病人」だとぼくは思っています。いや、病人よりは、けが人なのかもしれません。

国として、足(インフラ環境)が怪我をしている状態なので、国として強さを発揮しきれていない感じが見受けられます。問題はそのインフラ、そして住宅環境などの衛生面であり、これらに改革の手を出さない限り、当分はまだ、苦戦しそうですね。

以上、ぼくがフィリピンのセブにきて感じたことでした。

 

(HIRO)

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