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庶民に欠かせないサリサリストアとはどんなお店!?

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セブ島に来ると売店のような小さなお店がたくさんあることに気づきます。これらはサリサリストアと呼ばれています。サリサリとは直訳すると「さまざまな」という意味で、日本語にするなら「何でも屋さん」といったところではないでしょうか。

最近ではセブンイレブンなどのコンビニエンスストアも増えきて、サリサリストアの需要も減っているように思えますが、いずれとして減らないこのサリサリストア。庶民にとって一体どのような役割をしているのでしょうか。今回は庶民に欠かせないサリサリストアについて、調査してみました!!



sarisaristore多いところでは、5メートルから10メートルおきに並んでいることも珍しくありません。サリサリストアで基本的に売られているものは、お米や小麦、おかし、ジュース、ビールなどの食品からはじまり、ティッシュ、洗剤、タバコといった日用品です。
多くのお店では窓口が格子で覆われています。(これは防犯のためなんだとか)

 

20160214183400仕入れは基本的にスーパーや市場から仕入れます。スーパーなどで商品を大量に購入している人がいれば、サリサリストアの店主かもしれません。

 

charcoal-at-the-store-2サリサリストアの最大のメリットはバラ売りされていることです。細かい単位で買い物をすることができます。タバコは1本から、洗剤は1パック(一回分)から購入が可能です。あたり前ですが、これらは全て、まとめて買うよりも少し割高になっています。

ここにフィリピン人のお財布事情とサリサリストアの存続のわけが隠されているようです。

 

たばこバラ売り例えば、ある男性はタバコが切れたのでサリサリストアに買い物に行きます。しかし、タバコは1パック50〜100ペソほどします。20ペソしかもっていない男性は、持ち金を片手に今吸いたいタバコ1本と、妻に頼まれたその日に使う洗剤1パック買うのです。

 

img_61bf92ada209b1e066b52bc60b83503c338159フィリピンでは日本のようにお金を貯金する文化が浸透しておらず、その日暮らしの人もとても多いのが現状です。少しくらいお金貯めたほうが絶対にお得だよね?と思われる方も多いでしょうが、ここを深く考えると先に進まないので今回は文化の違いということでまとめさせてください。(笑)

スーパーなどで販売されているまとまった商品を購入するお金を持ち合わせていない彼らにとって、1単位でバラで購入できるサリサリストアは、非常に重要な存在なのです。

サリサリストアの主な利用客はこのように近所のあまりお金のない人たちなのです。

 

zyousyoukoteiフィリピンのGDPは6%以上の高い水準で右肩上がり毎年上昇を続け、国民の生活水準もそれに伴い豊かになってきています。しかしながら、日用品ですらまとめて購入するお金がない「貧困層」もまだまだ多いのがフィリピンの現状です。

安いものは大量にまとめ買いをする私達には想像も出来ないかもしれませんが、彼らは利幅を上乗せされた割高の商品を買うという選択肢しかないわけです。

 

何気なく町中に存在するお店でも、少し入り込んでその本質を知ると、そこにはフィリピンの経済格差や現状が浮かび上がってきます。また、私達が考える「当たり前」が、実はどれだけ恵まれているかということについても、考えさせられる機会になることでしょう。

 

(REON)


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