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フィリピンで働く人必見!就労ビザ(9g)の申請・更新方法

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フィリピンでの就労を考えている人が避けることのできない手続きの1つに、就労ビザの取得があります。フィリピンで就労する場合、会社で書類を揃えて貰える場合もありますが、会社が設立したての場合や外国人を雇った経験がない場合などには自分で手続きを行う必要があります。

就労ビザは9gビザとも呼ばれ、1年目の取得では1年のみ、2年目以降の更新では1年または3年のビザを選ぶことができます。今回筆者は就労ビザの更新手続きを行いましたので、その一連の手続きについてご紹介します。



大まかな流れとしては、次のような手続きをします。
①必要書類書類一覧取得
②AEP取得
③申請書類提出、申請料支払い
④面接
⑤ビザが降りたことを確認して、パスポートにスタンプを押してもらう
⑥ACR-Iカードの受け取り
全ての手続きに約2〜4ヶ月かかります。
政府のシステム変更などによっては手続きにかかる期間が大幅に変わる場合もあるので、移民局にどのくらいかかるか尋ねましょう。


①必要書類書類一覧取得
AEPの取得同様に、9gビザも事前の通知なしに必要書類や手続きが突然変更されることがしばしばあります。入国管理局のウェブサイトや就労ビザ取得について書いたその他のウェブサイト等で最新の必要書類や手続きの一覧を見つけることはかなり困難なので、申請手続き前には必ず最寄りのBIで9gビザ取得に必要な書類の一覧を入手しましょう。入国管理局のウェブサイトでも、一般的な情報を得ることができます。

参考までに、こちらが筆者が更新手続きをした時(2017年4月現在)の必要書類一です。申請用紙(Application Form)は申請書類一覧表と一緒に渡してもらえます。またオンラインでダウンロードして印刷することもできます。

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②AEP取得
以前にこちらの記事で就労ビザ取得の前に必要なAEP(外国人雇用許可証)の取得方法についてご紹介しました。AEPは9gビザ取得の必要書類の1つでもあるので、AEPを必ず先に取得しなければなりません。

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9gビザの申請時にAEP申請時の領収書にCertified True Copyのスタンプを要求される場合もあるので、AEPの申請時にお願いしておくと良いでしょう。

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③申請書類提出、申請料支払い
必要書類の一覧を見て、会社で準備してもらう必要のあるものは会社にお願いしましょう。ビジネスパーミット(Mayor’s Permit)やPEZA、SEC、GIS、ITRなどは時期によってはまだ更新手続き中の場合もありますが、その場合には前年度の書類と当年度に申請した際の領収書のコピーを準備しましょう。

筆者は雇用契約書(Employment Contract)のコピーを提出しました。これは会社と申請者本人の双方でサインしたものをコピーして提出します。筆者が9gビザを申請した時には、給与額、雇用期間、社内での肩書について記す必要がありました。1つでも情報が抜けていると申請できないので、注意が必要です。

パスポートのコピーは、顔写真のページと最後に入国したスタンプのあるページの両方が必要です。

また申請書類一覧表にNotarizedと書いてあるものについては、Notary Officeで書類をNotarizeしてもらう必要があります。日本人がNoatary Officeに行くと法外な料金を請求されることが多いので、フィリピン人の知り合いにお願いして行ってもらうことをお勧めします。フィリピン人がNotarizeにいくとおよそ30~50ペソ、日本人が行くと300~500ペソと、約10倍の金額を要求されることがあります。
必要書類が全て揃ったら書類の上辺にパンチで穴を開け、ロング(リーガル)サイズのフォルダーにファスナーで綴じます。フォルダーに綴じていなかったり閉じる辺を間違えたりすると、正しく綴じ直して再提出するように言われることもあるので気をつけましょう。

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④面接
必要書類を提出して申請料を支払ったら、面接の日時を指定されます。候補の日時を2つ指定されるので、必ずそのどちらかにフィリピン人上司同伴のもと面接に行く必要があります。どうしても指定されたスケジュールで面接に行くことができない場合には、別の日時に変更してもらうためのレターと申請料が別途かかるので注意が必要です。

⑤ビザが降りたことを確認して、パスポートにスタンプを押してもらう
面接を終えてから約2~3ヶ月後にビザが降ります。ビザが降りたかどうかは移民局のウェブサイトで確認することができる
ので、時期が近づいたら毎週確認しましょう。またビザが降りたという連絡はテキストメッセージが届く場合もありますが、届かない場合もあります。

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上記ウェブサイトで会社名と自分の名前が確認できたら、移民局にパスポートを持って行きます。パスポートを移民局に預けて約3~5日後に9gビザのスタンプと共にパスポートが返却されます。

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⑥ACR-Iカードの受け取り
パスポート返却時に渡される書類を持ってACR-Iカードの受け取り窓口に行きましょう。ACR-Iカードが窓口にまだ届いていない場合には、更に数日から数週間、場合によっては1月以上かかることもあります。ACR-Iカードが届いたかどうかは、移民局にテキストメッセージで問い合わせることもできます。

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またACR-Iカードはまずマニラの移民局で発行されてからセブなど地方の支局へと送られるので、すぐにACR-Iカードをピックアップしたい場合にはマニラの移民局に電話で問い合わせてから、マニラにあるメインオフィスに受け取りに行くことも可能です。
電話番号:(02) 527-5656

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フィリピンを出国する際には必ず、パスポートに9gのスタンプとACR-Iカードを提出する必要があります。出国の際にビザが無いということだけは避けなければなりません。

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またACR-Iカードを受け取る前にどうしてもフィリピンを出国する必要がある場合には、グレースペリオド(Grace Period)と呼ばれる猶予申請をする必要があります。申請には500ペソ、日数は2~3週間かかります。またGrace Periodを申請後にACR-Iカードが発行されてしまった場合には、グレースペリオドの取り消し申請となるウェーバー(Weiver)を提出する必要があります。ウェーバーの申請にも更に500ペソかかってしまうので、ビザの申請が全て完了するまで待つことができるのであれば待つことをお勧めします。

就労ビザの申請はかなり煩雑ですが、最新の情報は移民局で得るのが1番確実です。せっかく準備した書類やお金が無駄にならないよう、ビザの申請時期は計画を立てて臨みましょう。

(SHIORI)


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