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セブの孤児院を訪ねてみよう

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近年ではフィリピンと聞くとリゾートやきれいな海、バナナなどをイメージする人も増えてきてますが、まだまだ貧しさや危険というイメージが完全に無くなってはいません。

事実、フィリピンでは経済発展が進んでおり、都会の風景や人々の生活はめまぐるしく変わっているにもかかわらず、その一方で経済発展の恩恵をほとんど受けることなく厳しい生活を送っている人々もいます。特にフィリピンの経済発展では格差が広がるばかりでなかなか底上げにつながっていないのが現状です。

さらに、貧困の一番の被害者はなにより、子どもになります。

先日セブ市内にある孤児院に行ってきましたので、子どもたちが直面している現実を紹介致します。

 



 

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セブのバニラッド近くにあるこの孤児院には現在20人程の子どもがいます。平日は学校に通っているため、ほとんど子どもはいませんが休日は大勢の子どもで賑わっています。

この度の突然の訪問でも、この施設のスタッフや子どもたちはあたたかい歓迎をしてくれました。

一見、子どもたちは明るく元気で、ごくごく普通の子どもたちに見えますが、全ての子どもたちはもともとストリートチルドレンでした。施設のスタッフによると、子どもたち一人一人が悲惨な過去をそれぞれが持っているようです。

 

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ほとんどの子どもが親に捨てられたか、もしくは子育てを放棄されたかで、裸同然でごみをあさったり、物乞いをして何とか生活していました。中には、保護された時、高熱で生死をさまよっていた子どもや清潔な環境でない為シラミが大量に頭に発生し、髪の毛が抜けてしまった子どももいました。

 

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現在は子どもたちは安全で安心できる建物の中で生活しながら、学校に通っています。国や個人の寄付で成り立っており、比較的いい生活をしているように思うかもしれませんが、子どもたちには心から安らげる環境が必要なのだとスタッフは言っていました。

 

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ここの孤児院では子どもの教育に力を入れており、基本的には大学まで支援します。また、勉強と並行してギターや踊り、歌を練習し、そのパフォーマンスをスポンサーや役所の人々に見せているそうです。

 

パフォーマンスによって感謝の気持ちを伝えること、そして、大人に褒めてもらう・認めてもらうとい経験が親に見捨てられた子どもたちとってなにより必要なのです。

そういった経験が子どもたちの自信になり、健やかに育つことが出来ます。 

 

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セブ市内でもまだまだ多くのストリートチルドレンがいます。

 

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子どもたちの、このような素晴らしい笑顔を守るために私たち大人が現状を変えていかなくてはいけません。 

 

 

 (ヤス)
 

 

 

 

 

 

 


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